【2025年最新】動画編集におすすめのパソコン15選!予算別に紹介

動画編集用パソコンには、十分なスペックが必要です。スペックが足りないと動画編集ソフトがまともに動かず、作業ができません。

しかし、動画編集に耐えうるスペックのパソコンは、少なく見積もっても15万円前後。安い買い物でないため、購入に失敗しないように気をつけなければなりません。

そこでこの記事ではどんなパソコンを購入すればいいか迷っている方に、おすすめの機種を15個紹介します。選び方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

動画編集CAMP ヒカル

動画編集用パソコンに重要な7つの要素【スペック早見表あり】

ストレスなく動画編集するには、一定のスペックをもつパソコンが必須です。ここでは、7つの項目ごとに必要なパソコンのスペックを解説します。

  • OS(Mac/Windows):好みでOK
  • 形状:デスクトップ vs ノート
  • CPUの性能:OSにより異なる
  • メモリの容量:16GB以上を推奨
  • SSDの容量:最低500GB以上
  • GPUの性能:複雑な編集では必須
  • 画面サイズ:14インチ以上推奨

なお、最低限欲しいスペックは、パーツごとに以下のとおりです。パソコン選びの際に、参考にしてください。

項目最低限ほしいパソコンのスペック早見表
CPUWindows:Intel Core i7-13600K または AMD Ryzen 7 9800X3D 以上
Mac:Apple M2 以上
メモリ16GB以上
ストレージ500GB以上
GPUIntel Arc
Radeon 760M など内蔵グラフィック
解像度1,920×1,080(フルHD)以上
画面サイズ14型以上

1. OS(Mac/Windows):好みでOK

OSの選び方
  • パソコン選びで悩みたくない方:Mac
  • 動画編集以外の用途でも使いたい方:Windows

OSは、WindowsとMacどちらでも構いません主要ソフトの「Adobe Premiere Pro」は、両OSで対応しています。

ただし、Appleが出している「Final Cut Pro」だけはMacでしか起動できません。そのため、Final Cut Proを使いたい方は、Mac一択となります。

もしどちらを選べば良いかわからない場合、とりあえず「Mac」を選んでくださいMacはAppleの統一規格なので、パーツ構成で悩む心配がありません。

動画編集以外にも、ゲームなどの用途でパソコンを使う方は「Windows」を選びましょう。

2. 形状:デスクトップ vs ノート

デスクトップとノートであれば、基本的に「ノート」でOKです。

基本的に副業やフリーランスレベルの編集の場合、多くの案件はYouTube動画になります。近年のノートは性能・排熱性ともに優秀なので、YouTubeレベルの動画編集であれば十分行えます。

また、持ち歩きできるメリットは計り知れません。家での作業に飽きた際、ノートであればコワーキングスペースやカフェに気軽に持っていけます。

クライアントとの打ち合わせがあった際に、データを本体ごと持ち歩けるのも魅力的です。

一応、デスクトップパソコンは持ち歩きできない分、コスパが良いものが購入できます。お金をあまりかけずに高スペックなパソコンが欲しい場合は、デスクトップを選ぶのも1つの手です。

3. CPUの性能:OSにより異なる

推奨するCPU
  • Windows:Intel Core i7-13600K または AMD Ryzen 7 9800X3D 以上
  • Mac:Apple M2 以上

CPUはプロセッサーとも呼ばれるもので、パソコンの頭脳のような役割を果たします。CPUの性能が高いと動作が速くなるため、動画編集には必須です。

CPUは「コア数」「スレッド数」「クロック周波数」などで表記し、数値が大きいほど処理能力が高まります。

Windowsであれば「Intel Core i7-13600K」もしくは「AMD Ryzen 7 9800X3D」以上を推奨します。Macでは「M2チップ」以上であれば、YouTube動画編集クラスなら問題ないでしょう。

4. メモリの容量:16GB以上を推奨

メモリは、CPUが処理するデータを一時的に置いておく「作業台」です。容量が不足すると、PC全体の動作が極端に遅くなります。

動画編集は、メモリを激しく消費します。そのため、最低でも16GB以上のメモリを搭載したパソコンを選びましょう。

また、パソコンの中にはメモリが増設できる機種もあります。様子を見ながら必要に応じて容量を増やしたい方は、増設できるパソコンを選ぶのも重要です。

5. SSDの容量:最低500GB以上

SSDの容量は最低でも500GB、できれば1TB以上のモデルを選んでください。

動画素材は、非常にファイルサイズが大きく、かなりの容量を消費します。そのため、500GB未満のSSDでは、すぐに容量がいっぱいになってしまうでしょう。

注意点として、動画編集用パソコンはかならず「SSD」搭載モデルを選びましょう。「HDD」がメインのモデルだと、データの読み書きが遅く、逐一の動作に多くの時間を要します。

6. GPUの性能:複雑な編集では必須

GPU、つまりグラフィックボードは、動画編集においては以下の処理に関係します。

  • エフェクト処理
  • カラーグレーディング
  • AI利用
  • エンコード など

ただし、近年の内蔵GPUは処理能力が高く、フルHDや簡単な4K動画であれば十分対応可能。そのため、複雑な編集をする予定でなければ、ノートパソコンの内蔵GPUで大丈夫です。

複雑な編集や高度な4K動画を制作する際は、独立型のGPUが必要になるでしょう。

なお、動画編集ソフトで主流の「Adobe Premiere Pro」は、サポートされている GPUが決まっています。詳しくは「Premiere Pro 必要システム構成」でご確認ください。

7. 画面サイズ:14型以上推奨

画面サイズは、14型(14インチ)以上を推奨します。13型程度であれば大丈夫ですが、表示領域が狭く、作業効率が下がるおそれがあります。

ノートパソコンであれば、16型程度だと作業領域と携帯性のバランスが良く、多くの方にベストな選択となるでしょう。逆に19型前後まで大きくなると、パソコン本体が重くなり、携帯性が損なわれます。

デスクトップは、基本的にどんなに大きくても大丈夫です。作業領域全体が視界に入る程度の大きさにしておけば、作業時の疲労を軽減できます。

【予算10~15万円】動画編集におすすめのパソコン5選

「動画編集用のパソコンを用意したいけれど、なるべく予算は削りたい」と考える方に、おすすめを5つ紹介します。

  • ASUS ExpertBook BM1
  • Lenovo IdeaPad Slim 5 Gen 10(16型 AMD)
  • MacBook Air M2チップ
  • HP OmniDesk(AMD)
  • NEXTGEAR JG-A5G60

1. ASUS ExpertBook BM1

引用:ASUS
価格(税込)119,800円~
CPUAMD Ryzen™ 5 7535U+​
メモリ16GB
ストレージ512GB (SSD)
GPUAMD Radeon™ グラフィックス
解像度1,920×1,080 (フルHD)
画面サイズ15.6型

「ASUS ExpertBook BM1」商品ページはコチラ

「ASUS ExpertBook BM1」は、この価格帯ではバランスに特化したノートパソコンです。

CPUの「Ryzen 7 7735U」はCPU内蔵GPUのなかでも性能が高めで、フルHD編集なら快適にこなせるでしょう。

HDMIやUSB Type-C、有線LANポートなどのインターフェースも豊富。本体横のHDMI端子にモニターを接続すれば、デュアルディスプレイで作業も可能です。

バッテリー駆動時間も、動画再生時で「約5.8時間」と長めです。価格も比較的安いので、動画編集入門編としておすすめの商品と言えます。

2. Lenovo IdeaPad Slim 5 Gen 10(16型 AMD)

引用:Lenovo
価格(税込)104,742円~
CPUAMD Ryzen™ 5 8645HS
メモリ16GB
ストレージ512GB (SSD)
GPUAMD Radeon™ 760M
解像度2,880×1,800 (OLED)
画面サイズ16.0型

「Lenovo IdeaPad Slim 5 Gen 10(16型 AMD)」商品ページはコチラ

「Lenovo IdeaPad Slim 5 Gen 10(16型 AMD)」は、16インチの大型2.8K有機ELディスプレイを搭載したノートパソコンです。ノートパソコンのなかでも高い色再現性を持つ1台で、映像美を追求する動画編集に適しています。

CPUが比較的新しい「AMD Ryzen™ 5 8645HS」であり、AI処理にも対応。AI対応の動画編集ソフトは近年増加傾向にあるため、これからの現場でも大活躍が期待できます。

頑丈で持ち運びにも不便しませんが、メモリが16GBから増設できない点に注意が必要です。もし32GB以上のメモリを搭載したい場合は、ほかの増設可能な機種を選びましょう。

3. MacBook Air M2チップ

引用:Apple
価格(税込)131,800円~
CPUApple M2
メモリ8GB~
ストレージ256GB~
GPUApple M2 (8コアGPU)
解像度2,560×1,664 (Liquid Retina)
画面サイズ13.6型

「MacBook Air M2チップ」商品ページはコチラ

「MacBook Air M2チップ」は2022年に登場したMacBookAirで「Apple M2チップ」を搭載しています。

AppleのCPUは処理能力がずば抜けており、M2チップでもYouTube動画編集であれば、十分な性能を発揮します。メモリもデフォルト8GBで、フルHD動画程度であればサクサクこなせます。

何よりも、Appleの統一規格により、パーツの良し悪しを考えなくていいのも良いところ。とにかく失敗したくない方は、MacBookを買いましょう。

現在、こちらのモデルは生産を終了していますが、Apple公式の「認定整備済製品」ページで安価なモデルが掲載される可能性があるため、要チェックです。

4. HP OmniDesk(AMD)

引用:日本HP
価格(税込)104,800円~
CPUAMD Ryzen™ 5 8500G
メモリ16GB
ストレージ1TB (NVMe M.2 SSD)
GPUAMD Radeon™ 740M

「HP OmniDesk(AMD)」商品ページはコチラ

「HP OmniDesk(AMD)」は、作業者向けに作られたデスクトップパソコンです。

CPUに「AMD Ryzen™ 5 8500G」を搭載しており、内蔵GPUの性能がかなり高めになっています。そのため、フルHD編集程度であれば余裕でこなせるでしょう。

また、SSDが標準で1TB搭載されています。動画編集はとにかく容量を消費しますが、これぐらいあれば安心して作業が可能です。

デスクトップなので、購入後の増設がしやすい点もいいところ。持ち歩く予定がなく、コスパを求める方にはぜひおすすめしたい1台です。

5.  NEXTGEAR JG-A5G60

引用:マウスコンピューター
価格(税込)139,800円~
CPUAMD Ryzen™ 5 4500
メモリ16GB
ストレージ1TB (NVMe Gen4 SSD)
GPUNVIDIA® GeForce RTX™ 5060

「NEXTGEAR JG-A5G60」商品ページはコチラ

「NEXTGEAR JG-A5G60」は、独立型GPUである「GeForce RTX™ 5060」を搭載したデスクトップパソコンです。

用途としてはゲーミングパソコンになりますが、動画編集にも適しています。CPUもコスパが高い「Ryzen」にすることで、十分なスペックを持ちつつも14万円足らずのコスパを実現しました。

加えて、SSDも1TB積んでいるので、データを保存するのにも最適です。パソコンを持ち歩くつもりでなければ、かなりおすすめしたい1台です。

【予算15~20万円】動画編集におすすめのパソコン5選

15~20万円と、ある程度予算を組める方向けに、以下5つのおすすめパソコンを紹介します。

  • GALLERIA RL9R-IG-C4A 動画編集向けモデル
  • HP OmniBook Ultra Flip 14-fh
  • MacBook Air M4チップ
  • DAIV FM-A5G5A
  • HP OMEN 16L(AMD)

1. GALLERIA RL9R-IG-C4A 動画編集向けモデル

引用:ドスパラ
価格(税込)179,980円~
CPUAMD Ryzen™ AI 9 HX 370
メモリ32GB (DDR5)
ストレージ1TB (NVMe Gen4 SSD)
GPUAMD Radeon™ 890M
解像度2,880×1,800 (QWXGA+)
画面サイズ14.0型

「GALLERIA RL9R-IG-C4A 動画編集向けモデル」商品ページはコチラ

「GALLERIA RL9R-IG-C4A 動画編集向けモデル」はその名のとおり、動画編集者向けのカスタムノートです。

最大の特徴は「AMD Ryzen AI 9 HX 370」を搭載している点です。このCPUはノート向けCPUとしては最上級クラスであり、AI処理にも対応しています。

また、内蔵GPUもトップクラスの性能を持ち、独立型でなくとも4K動画の編集に耐えうる性能を誇ります。

「専用GPUは欲しいけど、デスクトップは買いたくない…」という方のニーズにも十分応えてくれる1台です。

2. HP OmniBook Ultra Flip 14-fh

引用:日本HP
価格(税込)199,800円~
CPUインテル® Core™ Ultra 5 226V
メモリ16GB
ストレージ1TB (SSD)
GPUインテル® グラフィックス (CPU内蔵)
解像度2,880×1,800 (2.8K OLED)
画面サイズ14.0型 (タッチ対応)

「HP OmniBook Ultra Flip 14-fh」商品ページはコチラ

日本HPのノートパソコンのなかでも高性能を誇るのが、この「HP OmniBook Ultra Flip 14-fh」です。

Intelの最新CPU「Core™ Ultra 5 226V」を搭載しています。内蔵GPUやメモリも十分な性能があり、4K動画編集でも余裕でこなせるでしょう。

また、最大の特徴として有機EL(OLED)のタッチスクリーンを採用しているため、直感的な操作と美麗な画面が同時に楽しめます。

スマートさと性能を両立させたい動画編集社にとっては、最適な1台です。

3. MacBook Air M4チップ

引用:Apple
価格(税込)164,800円~
CPUApple M4チップ
メモリ16GB~
ストレージ256GB (SSD) ~
GPUApple M4
解像度2,560×1,664 (Liquid Retina)
画面サイズ13.6型~

「MacBook Air M4チップ」商品ページはコチラ

「MacBook Air M4チップ」は、2025年に新登場した最新のMacBookAirです。

驚異的な性能を誇るCPU「Apple M4」を搭載しており、さらにAI性能やグラフィック性能が向上しました。メモリは16GBですが、M4の性能により、メモリ32GB搭載のWindowsパソコンと遜色ない動画編集が可能です。

バッテリー持ちもよく、4K編集もそこそここなせる、まさに器用万能なノートパソコンを臨むなら、MacBookAirで間違いありません。Apple公式の「認定整備済製品」ページで安価なモデルが掲載される可能性があるため、要チェックです。

4. DAIV FM-A5G5A

引用:マウスコンピューター
価格(税込)199,800円~
CPUAMD Ryzen™ 5 7500F
メモリ16GB
ストレージ1TB (NVMe Gen4 SSD)
GPUNVIDIA® GeForce RTX™ 3050

「DAIV FM-A5G5A」商品ページはコチラ

「DAIV FM-A5G5A」は、マウスコンピューターのクリエイター向けブランド「DAIV」のデスクトップパソコンです。

CPUはRyzen 5 7500F、GPUには「GeForce RTX 3050」 を搭載。それぞれ動画編集にも特化した性能を誇り、4K編集やAIを使ったノイズ除去などの処理が格段に速くなります。

標準メモリが16GBなのが多少のネックですが、各緒スロットが2つあり、増設も簡単です。ストレージも自由に追加できるので、カスタマイズしつつ使っていきたい方にもぴったりの1台です。

5. HP OMEN 16L(AMD)

引用:日本HP
価格(税込)189,000円~
CPUAMD Ryzen™ 7 8700Fs
メモリ32GB (16GB×2)
ストレージ1TB (M.2 NVMe SSD)
GPUNVIDIA® GeForce RTX™ 5060

「HP OMEN 16L(AMD)」商品ページはコチラ

「HP OMEN 16L(AMD)」は、日本HPのゲーミングパソコンブランド「OMEN」のデスクトップモデルです。

ゲーミングデスクトップにしては非常にコンパクトは1台で、どんな部屋にも搬入できる手軽さを誇ります。もちろん、小さいからと言って性能に妥協はありません。

32GBのメモリ、そして独立型GPU「GeForce RTX™ 5060」により、4K動画でも滑らかに編集が可能です。AI対応のCPU「Ryzen™ 7 8700Fs」も積んでいるので、AI対応ソフトにも対応できます。

動画編集以外の用途もぜいたくに楽しみたい方には、ぜひともおすすめしたいパソコンです。

【予算20万円以上】動画編集におすすめのパソコン5選

とにかく予算を惜しまない方向けに、20万円以上でおすすめのパソコンを以下の5つ紹介します。

  • GALLERIA RL7C-R56-C5N 動画編集向けモデル
  • DAIV Z6-I7G60SR-A
  • MacBook Pro
  • DAIV FM-A5A60
  • Mac Pro

1. GALLERIA RL7C-R56-C5N 動画編集向けモデル

引用:ガレリア
価格(税込)223,980円~
CPUインテル® Core™ i7 14650HX
メモリ32GB (DDR5)
ストレージ1TB (NVMe Gen4 SSD)
GPUNVIDIA® GeForce RTX™ 5060 Laptop GPU (8GB)
解像度2,560×1,440 (WQHD / 165Hz)
画面サイズ15.6型

「GALLERIA RL7C-R56-C5N 動画編集向けモデル」商品ページはコチラ

「GALLERIA RL7C-R56-C5N 動画編集向けモデル」は、ハイパフォーマンスな動画編集用ノートパソコンです。

CPUには、ノートPC向けのなかでもとくに高性能な「Core i7-14650HX」 を搭載。GPUも最新世代の「GeForce RTX 5060 Laptop GPU」 を積んでおり、4K動画の編集や重いエフェクトも難なくこなせます

解像度はフルHDより広い「WQHD」対応で、編集時に作業領域をより広く確保可能です。「ノートパソコンで最強クラスの機種が欲しい」という方には、確実におすすめできる1台となります。

2. DAIV Z6-I7G60SR-A

引用:マウスコンピューター
価格(税込)279,800円~
CPUインテル® Core™ i7 13700H
メモリ32GB
ストレージ1TB (NVMe Gen4 SSD)
GPUNVIDIA® GeForce RTX™ 4060 Laptop GPU (8GB)
解像度2,560×1,600 (WQXGA)
画面サイズ16.0型

「DAIV Z6-I7G60SR-A」商品ページはコチラ

「DAIV Z6-I7G60SR-A」は、マウスコンピューターのクリエイター向けブランド「DAIV」のノートパソコンのなかでも、トップクラスの性能を誇る1台です。

注目すべきは、16型を誇る大きめのディスプレイです。解像度もフルHDより高い「WQXGA」という横に広めな設定になっており、動画編集のタイムラインが見やすくなっています

メモリも標準で32GB搭載で、最大64GBまで増設可能な点も嬉しいところ。文字通り「プロの道具」が欲しい方は、ぜひ購入を検討してください。

3. MacBook Pro

引用:Apple
価格(税込)248,800円~
CPUApple M4 Proチップ (12コアCPU)
メモリ24GB (ユニファイドメモリ)
ストレージ512GB (SSD)
GPUApple M4 Pro (16コアGPU)
解像度3,024×1,964 (Liquid Retina XDR)
画面サイズ14.2型

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Macで本格的な動画編集を行いたい方は、まさに「これ一択」のノートパソコンが「MacBook Pro」です。

MacBook Air との最大の違いは、性能と「ファン」の有無。ファンによる強制冷却が可能なため、8K編集や長時間の書き出しなど、極めて重い作業を続けてもパフォーマンスが落ちません

もちろん性能も最高クラスで、CPUは最新の「Apple M4 Pro」を備え、メモリも24GB搭載しています。あらゆる作業や仕事をMac1台で完結させたい方には、ほかにはない選択肢となります。

4. DAIV FM-A5A60

引用:マウスコンピューター
価格(税込)239,800円~
CPUAMD Ryzen™ 5 7500F
メモリ32GB (16GB×2)
ストレージ1TB (NVMe Gen4 SSD)
GPUNVIDIA® GeForce RTX™ 4060 (8GB)

「DAIV FM-A5A60」商品ページはコチラ

「DAIV FM-A5A60」は、マウスコンピューターのクリエイター向けブランド「DAIV」のなかでも、とくに高いスペックを誇るデスクトップパソコンです。

GPUには「GeForce RTX™ 4060」を搭載し、4K編集や重いエフェクト処理もしっかりとカバーメモリ32GB、SSDは1TBと、非常にバランスが良い構成となっています。

デスクトップならではの高い冷却性能と拡張性ももちろん備えているので、長時間の高負荷作業でも問題になりません。お家で腰を据えてじっくりと作業したい方には、バランスの良い1台となるでしょう。

5. Mac Pro

引用:Apple

価格(税込)1,048,800円~
CPUApple M2 Ultraチップ (24コアCPU)
メモリ64GB (ユニファイドメモリ)
ストレージ1TB (SSD)
GPUApple M2 Ultra (60コアGPU)

「Mac Pro」商品ページはコチラ

「いくらお金をかけてもいいから、どんな編集にも使えるPCが欲しい!」という方には「Mac Pro」しかありません。

動画編集用のデスクトップパソコンのなかでは、まさに「頂点」。CPUはAppleの最高峰である「Apple M2 Ultra」を搭載し、メモリも64GBとぜいたくに備えています。

さらに、本来Macにはない拡張性も備えているのがMacPro。「PCle」拡張スロットが7基あるため、特殊なパーツやストレージも、カスタム可能です。

価格は標準で100万円を超えるので、とても万人にはおすすめできません。ですが「これから動画編集でトップを取ってやる!」という意気込みがある方は、購入しても後悔しないスペックとなっています。

おすすめの動画編集ソフトを無料・有料それぞれ紹介

パソコンが決まったら、次に決めるのは編集ソフトです。ここからは、無料・有料の両方の視点で、おすすめ編集ソフトを紹介します。

無料で使えるおすすめソフト

無料で使えるおすすめソフトは、以下の2つです。

「DaVinci Resolve」は、プロの現場でも使われている動画編集ソフト「DaVinci Resolve Studio」の無料版です。無料版といっても、多くの機能はそのまま使用でき、AI編集も使えます。

「有料ソフトを買うのは躊躇するけど、プロ仕様のソフトを使いたい…」という方にはピッタリのソフトです。

また「CapCut」もおすすめです。CapCutはスマホ向けの縦動画を制作するのに向いており、無料版でも十分な編集能力を有します。

ただし、無料版では高画質での出力やAI利用に制限がかかります。まず無料版で試し、もっと使いたければ有料版のサブスクリプション購入を検討するのが良いでしょう。

プロも愛用するおすすめ有料ソフト

有料のおすすめソフトは、以下2つです。いずれも、プロの現場で多用されるソフトとなります。

「Adobe Premiere Pro」はAdobe社が提供する、映像業界標準ともいえる動画編集ソフトです。Windows/Mac両方で使え、高いカスタマイズ性や豊富な機能拡張性を誇ります。

ほかのAdobeCCのソフトともシームレスに連携でき、データのやり取りが簡単なのも最大の強みです。YouTubeから映画製作まで、あらゆる現場で活用されています。

また、Macであれば専用ソフト「Finall Cut Pro」もおすすめです。Premiere Proと異なり5万円(税込)の買い切り型なので、安価で使い続けられる点も魅力です。

MacのCPUに最適化されているソフトで、快適に動作します。YouTube動画では多用されているソフトなので、YouTuberの案件を受ける際に利用できると大きなメリットとなるでしょう。

動画編集用パソコンに関するよくある質問

動画編集用パソコンに関するよくある質問と回答をまとめました。

動画編集用パソコンは中古でも大丈夫?

結論として、購入するパソコンが選べれば、中古でも可能です。しかし、いくつか注意点があります。

まず、基本的に中古パソコンには、メーカー保証がありません。そのため、購入時には故障やスペック不足などのリスクを背負う必要があります。

また、メルカリで中古パソコンを買う場合は、個人売買という点に注意してください。状態の確認が難しく、トラブルのリスクが高くなります。

リスクを背負ってまでコスパを求めない方は、新品でパソコンを買うのがおすすめです。

ゲーミングPCでも動画編集はできる?

はい、多くのゲーミングパソコンは、動画編集にも適しています。

ゲーミングパソコンは、重いPCゲームを動かすために作られた機種です。そのため、全体的にスペックが高く、動画編集にも耐えうるスペックを誇ります。

ただし、動画編集用にゲーミングパソコンを買う際は、GPUよりもCPUとメモリを重視してください。動画編集は高性能なGPUよりも、高性能なCPUと大量のメモリが重要な作業です。

今回紹介したパソコンは、いずれもCPUやメモリに重きをおいているので、安心して購入できるものとなっています。

10万円以下で動画編集用パソコンは買える?

買えなくはないですが、おすすめはしません。

10万円以下のパソコンで動画編集が可能なものを買うとなると、必然的にゲーミングパソコンや中古のMacBookとなります。

ですが、これらは性能的に現代の動画編集に追いついていない場合が多く、基本的な編集しかできない可能性が高くなります。

自分のYouTubeチャンネル用の動画を作る分には大丈夫ですが、案件を取るとなると話は別。パソコンのスペック不足で案件が進められなければ、コスパを重視する意味はありません。

よって、最低10万円以上、できれば15万円以上の予算を立てることをおすすめします。

【まとめ】動画編集を始めるには最適なパソコン選びが重要

動画編集CAMP
引用:動画編集CAMP

動画編集が可能なスペックのパソコンを用意したら、次はスキルを身につけましょう。動画編集をマスターするなら、スクールに通うのがおすすめです。

未経験者でも動画編集ソフトの基本操作から学べるので、やり方がわからず挫折してしまう心配がありません。動画編集スクールによって金額やカリキュラムの内容が異なるので、自分にぴったりのスクールを探してみましょう。

なお、当メディアが運営する「動画編集CAMP」は、土日2日間の通学のみで、動画編集のすべてを学習可能です。今なら無料説明会に参加するだけで5万円引きのキャンペーンを行っているので、ぜひ以下のリンクから詳細を確認してください。

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